本当に時間が過ぎていくのが早く、気がつけばもう11月!
出席カードに書くレッスン予定日も来年1月まで書き込んでもらっています。
この調子ではあっという間にお正月を迎えてしまいそうです……汗。
「これからは発表する曲の練習はないのん?」
2か月分のレッスンふり返りになります。
9月のレッスンで印象に残っているのは、アメリカのギルド検定を受け終えた生徒さんの一言。
「これからは発表する曲の練習はないのん?」
幼稚園の頃からレッスンに来てくれているAちゃん。
コロナ禍から発表会の出演も遠ざかっていて、ギルド試験で久々に人前で演奏してスイッチが入ったかな?
「発表する曲(人前で演奏する曲)を決めましょう!クリスマス会するよー」ってことで、選曲一番乗りでした。
だれかの前で演奏したことで、その曲に対して「ちゃんと弾こう」という意識がAちゃん自身の中で芽生えてくれたのかな。
好きな曲を選んでいるのもあると思うけど、以前よりピアノを弾いている感じがあります。
生徒たちは気づいていないかもしれないけど、練習しているかどうかは、これだけ長くピアノの先生をやっていると否応なしに音を聞くだけでわかってしまいます。
生徒たちも友だちや学校、お家のことで日々忙しく過ごしていると思うし、気分が乗らないとき、レッスンしたくないときってあるでしょう。
そんなときでも、教室に来るとわたしと話して、少しでもグランドピアノを弾くことになります。
その結果、来てよかったと思ってくれたら、あんまり上手に弾けてなくても音楽に関して何らかの形でプラスになっていると信じています。
「ウチの子、家で全然練習せえへんからピアノやめさせます」
そこで、親御さんに声を大にしてお伝えしたいことがあります。
「ウチの子、家で全然練習せえへんからピアノやめさせます」と言うのはちょっと待っていただきたいのです。
ホンマにあかんかったら、こちらからやめたほうがいいですよとお伝えします(今までそんなことはありませんが)。
自分の子どもが反抗して練習しない時期があるかもしれません。
実際、我が子たちもそういう時期はガッツリありました。
そこで大人が「やめさせる」とは言わないで、黙ってレッスンに通わせていただきたいです。
そうすれば、本人たちが続ける、続けないの判断はしていくように思います。
(相談に乗ったり、本人に自分で決めるように促したりすることはやってみてもいいでしょう。)
自分自身で決めて判断する、とても大事なことだと思いませんか?
ピアノ演奏は、まさに決断の連続です。
曲を決めて、自分で弾くと決めたら、少しずつ自分で練習を積み重ねていきます。
その姿勢をぜひ応援してもらえたらと思います。
そうはいってもやっぱりピアノばかりじゃうまくいきません。
10月に入ると運動会の練習でお疲れの生徒さんたちも多かったです。
そんなときはピアノから少しはなれて、音当てゲーム、カードゲーム……ゲームのオンパレードで盛り上がってもらってました。
生徒さんのママがピアノレッスン復活!イオンでもレッスンします
何名か生徒さんのママがいらっしゃって、楽しい時間が増えています。
子どものレッスンとはまた違った楽しさがありますね。
また今後、イオンのカルチャーセンターでシニアさんの脳トレピアノグループレッスンを実施していきたいと考えています。
歌講座とピアノ講座で別々です。
個人でも楽しいですが、シニアさんなら他の方とのコミュニティーができるともっと元気になってもらえるのではと思っています。
ご興味のある方、ぜひ体験レッスンにいらしてください。
さて、11月のレッスンが始まりました。
新しい出会いにワクワクしながら、元気に音楽を楽しんでいきたいと思います。