新年最初のごあいさつが遅くなりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年明けのレッスンは6日(月)から始まり、みんな元気に新年のごあいさつをしてくれています。
以前もブログに書いたと思いますが、長期休み明けのレッスンで生徒さん達に会うと、私はとても元気をもらいます。
みんなもそうであったらうれしいなあと思います。
毎年恒例のクリスマス会を開催しました
さて、去年の締めくくりのレッスン(その後にレッスンに来た人達もいますが)で、恒例のクリスマス会をYouTubeの限定配信で開催しました。
何個かのグループに分かれての弾きあい会と、プレゼント交換をしました。
日曜日のみのつもりでしたが、クラブや他のスポーツの習い事をしている生徒さんたちが決勝戦や大事な試合が入ったため、土曜日の夜に高学年男子だけのクリスマス会をすることに急きょ決めました。
幸いにも、用事がなかった男子も、みんなが来るならOKということで集まってくれたのはうれしかったです。
それぞれ学年もちがうし、学校もちがうので、ちょっと心配したけど(静かになるかな…と思ってたけど)全然大丈夫でした。
さすが男子って感じで、カードゲーム(もちろん音楽に関するもの)では大盛りあがり!!
もちろん、しっかり演奏もしてくれてカッコ良かったです。
ピアノ男子、これからも期待大です。
日曜日のクリスマス会も、がんばってみんな弾いてくれました。
残念ながら欠席した2名は、レッスン中に撮っていた動画を流して参加しました。
Macの画面ごしに生徒さんが映し出されると、参加していた人たちが前にワイワイと集まって拍手してくれたり、みんなやさしくて心がホッコリしました。
高学年の女子たちはお姉さんたちで、いちばん静かだったかな…。
夕方からは大人のクリスマス会、からの忘年会コース。
楽しかったんだけど、なりこ先生はくたばってしまいました。
もう体力も残ってなかったな…と反省。
次から別日にします。(反省してない…?)
なかなかピアノを弾かない子どもへの声かけ
あとひとつお伝えしたいのが、今回のクリスマス会にむけて、なかなか曲が仕上がらない生徒さんについてです。
お母さんが焦って練習させようとしていましたが、なかなか弾こうとせず、弾いても1回だけとかだったそうです。
で、レッスンに来て、同じ間違いをくり返すので、「先生に申し訳ない」とおかあさんが私に言います。
また、「練習しないなら、ピアノをやめなさい。」と子どもに言ってしまうそうです。
本当に、あるあるです。
私も経験者ですし、子ども達には、申し訳ないですが、昭和な子育てをしてきました。
おかあさんがそう言ってしまうのも、とてもよくわかります。
わかりますが、これは禁句にしたいほど、こどもに対しては言ってはいけないセリフです。
子どもがやりたいと言ったお稽古事なら、何事に対してもそうです。
子どもって大人が思うほどアホ(すみません関西弁のノリです)ではないですが、「ピアノをやめろ」と言われると、売り言葉に買い言葉で、(後先考えず)「じゃあやめる」と言いかねません。
どれだけ真剣に言ってるか、とか、気持ちが入っているかとかにも敏感で、大人が自分にちゃんと向き合っていることが伝わらないとなかなか動きません。(勉強に関しても一緒ですね。)
子どもにも都合があり、「これを今やりたいのに、おかあさんが言うから弾いたけど、まだ怒ってるわ」と思われると、次のステップに進むのが難しくなります。
そこで、こちらの言うことを聞いて弾いた時、練習をした時、すかさず、ほめる!
ん〜ほめるというか、弾いたことを認めてあげる。
そうすると素直な子どもは「もうちょっと弾いてみよか…」になったりする場合があります。
そうならない子は「ここ間違えてるから、ゆっくり3回弾こう!」とか、声のかけ方を変えてみる。
方向性がわかれば、やる気が出る子もいます。
ちょっと時間がある時は「ここいっしょにやってみよか。」とかもアリですね。
おかあさんが間違えてもいいんです。
間違えたら、「やっぱり難しいなあ。あと3回弾こうか。」とか、ね。
手を替え品を替え、ではないですが、子ども達と一緒に練習や勉強が出来る期間は短いです。(経験者は語る…)
その短い間に、子どもたちに良き習慣がつくように、そばにいる大人が少しの言葉かけにも気をつけたいですね。
ピアノの練習って、たかがひとつの過程ですが、大事な取り組みだと思います。
泣きながら練習するのはちょっとちがうけど、上手くならないと泣く子は抱きしめてあげたいですね。
「そんなんすぐ上手くなるワケないやん」とつっこむのはその後。笑
ゆっくり、しっかり、毎日弾くのが、いちばんの近道です。
ま、そういう私も大の練習ギライで、いかに速くカッコよく弾くか、なんてことを考えていた時もありましたが…。
終わりに
お耳汚し(お目汚し?)になったかもしれませんが、何かの参考になれば、うれしいです。
次回は、子どものお稽古全般について当てはまることや、私の失敗を書こうかな、と考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。