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2024年11月レッスンふり返り

大雪(二十四節気のひとつ)を迎え、冬本番の寒さのようになっていますね。

大阪では、この前までの春のような陽気から一気に寒くなった感じで、体調を崩す生徒さんも多いです。

今回は大人の人がしんどくなってますね、気をつけましょう。

 

2歳半から通っている生徒さんが大学進学を決めました

 

中学生、高校生の方々は期末テストも終わり、冬休み前の懇談にドキドキしている人もいますね。

(三者懇談はいやだったなあ。)

その中で、高校3年生の生徒さんから、うれしいお知らせがありました。

学内推せんという制度で、早くも大学進学が決まったそうです。

 

彼女は2歳半の頃からレッスンに来てくれていて、高校に入ってもしばらく定期的にレッスンに通っていました。

けれどもクラブ活動が忙しくなり、月1回レッスンのペースから、私との予定があわなくなり、高校2年生からお休みしていました。

いろいろと自分の考えを話すことが出来る子で、いつの間にこんなにしっかりしたお姉さんになったのかな…と思うほど、成長を感じるようになっていました。

彼女のママからお家の様子も聞いていて、お家ではワガママ放題らしいですが…全くそのような気配も感じられなかったです。

そんな彼女も高校の進学には悩み、思ったところには進学出来なかったのですが(その時も明るくふるまっていたなあ…)通った学校でクラブの部長もつとめ、常に成績はトップクラスで、のびのびと高校生活を楽しんでいる様子でした。

 

子どもの成長を見ると感動します

 

大学進学に限らず、子どもが成長する過程で、大人たちも良きようにいろいろと考え、アドバイスもします。

その中で、本人たちが自分の意志で決めていく強さを持ち、成長していく様子を目の当たりにして、ピアノの先生の私はとても感動します。

 

誰しも幼い頃、成長していく過程で、いろいろな悩みがあります。

体を動かすのがどんくさかったり、漢字を覚えられなかったり、又、うまく書けなかったり、人の話をきかなかったり、じっとすわってられなかったり…数えきれない程のことがあります。

最近では、すぐに障がい者とむすびつけてしまう傾向にもありますものね。

確かに、そのようなことを持った子はいるでしょう。

でも、それもひとつの個性ではないかと思うのです。

そして、そのひとつひとつの個性を大人たち(特にピアノ教師)が認め、その子にあった指導をすることが出来ると、その子の自信にもなりますし、何より自己肯定感を高めることになると思います。

 

先の話に出てきた彼女は、発表会でいろいろな失敗をしています。

そこであきらめることなく、レッスンに通って次の舞台へチャレンジしてくれていました。(ご家族の協力も大きいです!)

ピアノを弾くこと、特に人前で演奏することによって、人間ですもの、失敗はつきものです。

その失敗をした時に、自分はどうやって乗り越えていけるか…という経験も、成長していく上で大事なことのように思います。

失敗した時は、本当に落ち込みます。

そんな時は泣いてもいいのです。

そして、次にリベンジをしていこう!と思えるように、導いていける指導者でありたいですし、そのような経験が、ピアノ以外で困ったことがあった時にもリカバリー出来る強さになっていくような気がします。

 

これからもいろいろなことがあるでしょうが、彼女の成長を喜び、見守っていけたらいいなあと願っています。

今、レッスンに来てくれている10歳未満のかわいい生徒さんたちにも、それぞれの成長に合わせた指導が出来るように、常に広い視野で、先の見通しをたててレッスンをすすめていきたいです。

 

終わりに

 

最後になりましたが、うれしいお知らせがもうひとつ。

音楽療法士として岡山に行ったまゆちゃんから、結婚の報告がありました。

おめでとう、まゆちゃん!

 

今回は、レッスンのふり返りが十何年も前のふり返りになったような…。

お読み下さり、ありがとうございました。