7月7日に実施した発表会のふり返り(その2)になります。
その1をまだお読みでない方は、こちらからご覧ください。
前回は、生徒さんには積極的にクラシックを弾いてもらったこと、幼児さんでもひとりで舞台に立ってもらったことをお伝えしました。
今回は、初めて実施したメッセージカードと、コロナ禍前以来の全体集合写真の話がメインです。
メッセージカードを書いてもらいました
今年の発表会は7月7日の七夕さまの日というので、ある生徒さんから「笹の葉に願い事を書いてつるさへんの?」と言われました。
「願い事を書くのではなく、発表会の事がええんとちがう」とその生徒さんに言ったところ、そういえば障がい児レッスン勉強会で知り合った京都の先生が、発表会で生徒同士にメッセージを書いてもらっている、と紹介してくれたことを思い出しました。
みんなのおけいこナビを立ち上げ、現在も勉強会を取り仕切っているTutti音楽教室の千景先生です。
思い出したのは、発表会の三日前!
急きょメッセージカードの原稿を作り(パソコン作業は夫や息子にパス)、印刷しました。
A4サイズの紙に描いた枠に沿って、「発表会プログラムの第何部、何番目の人の演奏がどう良かったかを書こう!」とレッスン中に説明を入れ、開演前のアナウンスでもお話をしました。
メッセージの取り組みは良いなと思っていたので、こうしてすぐに取り上げられてよかったです。
本番中、客席がどんな様子かは舞台裏からはわからないので、どれくらいメッセージが書かれているかまったくわかっていませんでした。
メッセージが集まらなかったときは、私が書こうと考えてはいました。
家に帰ってから回収用のカゴを見ると「わりと戻ってきてるなあ」という印象。
読んでいくと「なるほど〜」と思うことや、思わず笑ってしまうメッセージがあって、こちらの心がポカポカ温まったり、「みんなエエ子らや〜」とちょっとウルウルしたり…。
プログラム順にメッセージを仕分けていくと、すごいことに、それぞれの演奏に2〜3枚はメッセージがあり、多い生徒さんは10枚を超えていました。
で、コメントが1枚だけの人がひとりだけ(あってよかったけど)。
誰かというと、講師演奏をした、私。
いや〜ホンマ、みんないっぱいあってよかった。
次からは私にも書いて〜。
最後に全体で集合写真…なのでメッセージカードが役立ちました
プログラムはいつも通りの構成(ピアノソロ、連弾、ゲスト演奏、大人ピアノ)でしたが、最後の講師演奏後に、集合写真を出演者全員で撮りたいと考えていました。
コロナ禍になる前の2019年以来なので、なんと5年ぶり!
司会進行は2023年と同じく高学年の生徒さんたちがしてくれるので、彼らは長い発表会でも退屈することなく、最後まで残れるだろうと思いましたが、第1部出演の生徒さんたちにとっては、集合写真まで長い待ち時間になり、親御さんたちもしんどいだろうなと考えました。
そのこともあり、待ち時間に生徒さんにメッセージを書いてもらえば、演奏をただ聴くだけでなく、自分の感じた気持ちを表すことで新たな発見があるだろうし、言葉で表現することを考えるいい機会にもなるだろうと思っていました。
実際、メッセージを書く我が子を見たおかあさんが、こんなことを考えてたんや〜とびっくりしたとか、すてきな言葉をどこで覚えたんやろか…とか、感想で聞きました。
メッセージは回収されるので、我が子が書いたものを写メに撮ったと言ってました。
もちろん、仕分けたメッセージは後日演奏者本人にお渡ししています。
(そのメッセージで、カードを作った親御さんもいました。)
久しぶりの全体集合写真でしたが、トラブルなく終えることができました。
写真撮影は、植村さんです。
いつも長時間ありがとうございます。
残念ながら、おひとり、体調が悪くなって帰宅した生徒さん(熱が38度を超えていたそうです)がいましたが、連弾で出演して下さったパパさんやママさんも入ってもらえました。
一緒に映った舞台上のお花は、近所の花屋aruさん。
素敵なお花をありがとうございました。
集合写真や演奏の写真は、後日お渡し予定です。
撮影後は、おひとりおひとりに発表会の記念品配り。
今年も、glass imecaの朱美さんに吹きガラスで作っていただいた、ブルーの豆皿。
そして今回、はじめてお菓子をセットにしました。
アレルギーの生徒さんも多い中、みんなが大丈夫な米粉のクッキーを作って下さったKOKOrotoCACAoさん。
ありがとうございました。
終わりに
いろいろな人に助けられて、発表会はいつも開催できています。
もちろん、出演者の生徒さんたちが一番がんばったことで、素晴らしい舞台になりました。
10年連続出演の表彰式もできましたし、これからも続々と連続出演の生徒さんが出てくるとうれしいなと思っています。